この記事は、アニメ「薬屋のひとりごと」5話「暗躍」について書いています。
漫画「薬屋のひとりごと」(スクウェア・エニックス)2巻、6話も参考にしています。
こんな人におすすめ
- 前話の最後で、炎の色が変わり誰かが驚いていたのが気になる人
- 5話の内容を振り返りたい人
- 5話の内容を大まかに知りたい人
猫猫がやぶ医者と話していると、医局へ宦官が飛び込んでくきます。なんでも「呪いを解いて欲しい」らしい。
呪いを解いた猫猫は壬氏から質問をされ答えると、壬氏は意味深に納得した様子。
猫猫が戻った翡翠宮では園遊会の準備に気合が入っていて、猫猫が隠していたことがバレます。
5話は内容が盛りだくさんです!
記事では話の内容をもっと詳しく、感想や考察を含めて紹介しているので、ぜひお読みください。
今回のおもな出来事
猫猫は皇帝に頼まれて、病に伏せている梨花妃の看病をしに、水晶宮へ行く。しかし、水晶宮の侍女たちは猫猫が気に入らず、邪魔をするので梨花妃に近づけない。それを知った壬氏が間に入ってくれて、猫猫はようやく梨花妃をみれた。
梨花妃の頬に毒おしろいが塗られていて、猫猫は侍女に激昂。侍女たちをびびらせ、梨花妃の看病を指示する。梨花妃は回復して、水晶宮を去る際に猫猫は梨花妃にアドバイスする。
今回の登場人物
- 猫猫・・・花街で薬屋をしていた。現在は後宮で働いている。
- 壬氏・・・宦官。美貌の持ち主で、老若男女問わず惚れられる。後宮で強い権力を持っている。
- 高順・・・壬氏の側近で宦官。まじめで、壬氏の信頼が厚い。
- 馬閃・・・高順の息子。壬氏の乳兄弟。
- 玉葉妃・・・上級妃の一人。皇帝の寵愛を受けている。
- やぶ医者・・・後宮の医官。人がいいが、腕はよくない。
- 小蘭・・・後宮の下女。猫猫と仲がいい。
- 桜花、貴園、愛藍・・・玉葉妃の侍女たち
- 紅娘・・・玉葉妃の侍女頭。まじめな性格。
- 鈴麗・・・皇女。玉葉妃の娘。
猫猫はあることを思い出す
梨花妃の元から戻り猫猫の生活は落ちついていた。小蘭におやつをあげて話していると噂を聞いて、前にあった出来事を思い出すよ。
夜、壬氏は馬閃と上半身の服を脱いで、汗を流して剣術に励んでいた。

他の人がこの姿を見たら卒倒するわ!
稽古の後、汗をかいた壬氏は椅子に座って侍女に体を拭いてもらいながら、高順と猫猫の話をする。
高順は壬氏が猫猫をやけに気にかけていると話すが、壬氏は気づいていない。
剣術のシーンはアニメのオリジナルの場面です
一方、猫猫は林の中で、松茸狩りをする。
どこで食べるか考えていた猫猫は、小蘭におやつを渡すのを思い出す。
小蘭がおやつを食べながら、猫猫に話す。

宮中の女官が、女嫌いで有名な堅物武官を落としたらしい。
媚薬を使ったんだって。
2話で猫猫は媚薬を作っていて、3話では中級妃と武官が結ばれている
猫猫は心当たりがあって、何とも言えない。
呪いの原因は木簡だった
猫猫とやぶ医者が松茸を食べていると、宦官が来て呪いを解いて欲しいと頼む。猫猫は呪いの原因に気づき説明する。
猫猫は医局へ松茸を持って行き、やぶ医者は喜んで焼く準備をする。
2人が仲良く松茸を食べていると、医局の扉が開き具合の悪そうな宦官がやって来る。

呪いを解く薬を作ってくれませんか
やぶ医者が宦官の手の平を診ると、ひどくかぶれていた。猫猫は軟膏を作る。
やぶ医者と猫猫は宦官から話を聞く。
- 一昨日の夜、後宮のゴミを西側の焼き場で焼いていた
- ゴミの中から、袖口が焦げた女物の衣と木簡を見つける
- そのまま火の中に入れたら、炎の色が緑色に変わった
- 手がかぶれた
木簡・・・木の板に文字を書いたもの
猫猫は呪いの原因が分かり、あるものを見せる。
火のついた木に、あるものをかけると炎の色が変わる


おそらく、木簡に何か付いていたのでしょう

お見事
戸口に壬氏と高順が立っていた。
キラキラした壬氏に話しかけられて猫猫は嫌そうだが、壬氏に付いてくるように言われて、猫猫は付いていく。
燃やすと色が変わる意味
猫猫は壬氏から炎の色が変わることについて聞かれ、ある考えに辿り着く。
別室には、机の上に複数の粉が置かれていた。
猫猫は壬氏から、先ほど宦官に話していた炎の色が変わることについて聞かれる。

何色ある?
木簡に色をつけるにはどうする?

詳しく知らないが、塩なら木に染みこむ
壬氏は納得したようで、猫猫が去った後、高順に命令する。

腕にやけどを負ったものを探せ
帰り際に猫猫は考えごとをする。

猫猫
色つきの木簡はたぶん暗号。
わざわざそんなものを使うのは、公にできない内容だから?一体どんな
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」5話
毒味役が考えることではないと、ここで猫猫は考えるのをやめる。

燃えた木簡の色に、どんな意味があったのか気になりますね
猫猫はあるものをする準備
侍女たちは園遊会のために、衣装を用意している。猫猫は寒いと聞いて、服にカイロのポケットを作り、他の人からも頼まれる。
翡翠宮に戻った猫猫は、桜花に会い、服を試着するように勧められる。
服を着た猫猫だが、胸元がスカスカ。猫猫が何の服か聞くと、園遊会の衣装だった。
- 年2回ある大宴会
- 宮廷の庭園に皇帝やお偉い方が集まる
- 皇帝には皇后がいない。皇后がいない場合は正一品(上級妃)が参加する
- 今回は上級妃4人が揃う
- 上級妃・・・玉葉妃、梨花妃、里樹妃、阿多妃
- 玉葉妃の娘:鈴麗公主のお披露目
桜花は戦いに気合が入っている。
猫猫は園遊会が寒いと聞き、あるものを作る。
- ショウガとみかんの飴
- 肌着にカイロが入るポケット
それを聞いた紅娘が、みんなのも作ってと懇願。
猫猫が縫物をしていると噂が広まり、壬氏と高順、皇帝のお針子と食事係まで頼みに来て準備で忙しくなる。
さらに、猫猫は前日に何かを準備する。

何を準備したか、今回は分かりませんでした
猫猫が黙っていたことがバレる
園遊会の当日、侍女たちに猫猫は飾られ、黙っていたあることがバレる。
玉葉妃は紅の衣で装飾品を身に着けた美しい姿に、侍女たちは見惚れる。
侍女たちは、玉葉妃から1人1人に装飾品が贈られ、とても嬉しそう。
その後、猫猫は侍女たちに羽交い絞めにされて、化粧を落とされる。


あとから意外なことが分かるよ
上級妃や女官たちは、全員が着飾り、園遊会の準備をする。
壬氏と高順は、上級妃たちに挨拶回りをし、最後に玉葉妃の元へ行く。
壬氏は猫猫を見つけて、顔をみると美少女!!最初は猫猫だと分からなかった壬氏。
壬氏は猫猫が化粧をしたからキレイになったと思ったが、実は化粧のそばかすを消した。

醜くするのは花街で男に襲われないようにするためです

管理が行き届いていなくてすまない

壬氏さまのせいではないです
壬氏は猫猫の髪に簪を挿し、壬氏と高順は去る。
侍女たちは羨ましそうだが、猫猫はいらなさそう。

私だけの侍女じゃ、なくなったじゃない
玉葉妃は不服そう。
太鼓の音が鳴り、園遊会が始まる。

簪になにか意味があるみたいですね。
考察
木簡をゴミにだしたのは誰?
宦官は後宮でゴミを燃やしていて、木簡と女もの衣をみつけたので、後宮の女性が濃厚ですね。
さらに、衣にも燃えた痕があったことから、壬氏は火傷をした人物を探しています。
誰がやったのか、まだ分かっていないので、今後の話に目が離せませんね。
壬氏は医局へ来たのはなぜ?
壬氏は宦官長なので、宦官が「呪い」と話した内容をどこかから聞いて、タイミングよく医局へ行ったと考えられます。
また猫猫が謎をこれまでに解いてきたので、「呪い」がなにか分かると思われたでしょう。
なぜ壬氏は猫猫がそばかすを入れている理由を聞いて誤った?
壬氏も宦官とはいえ国の役人。国の治安が悪いために、人が襲われることに責任を感じたからと考えられます。
宮中の外では美しいと襲われる可能性が高いため、猫猫はわざとそばかすを入れて醜くしていました。
しかし、猫猫は人さらいにあって、後宮で働く羽目になってしまいました(1話)。
猫猫も壬氏のせいではないと言いましたが、壬氏は申し訳なく思っていますね。
なぜ桜花は気合が入っている?
これには何個か理由があります。
- 上級妃4人がそろう →女の戦いが起こる
- 鈴麗公主のお披露目 →皇帝の唯一の子が顔を見せる
- 皇帝やお偉い官吏が集まる →優秀な男の官吏が参加する
上級妃たちは皇帝の寵愛を競っているので、侍女たちも恰好で負けていられませんね。
また普段後宮にいて男性との接点が少ないので、園遊会で将来の嫁ぎ先探しも考えていると思われます。
まとめ
5話では宦官の呪いが何か分かり、木簡がなにを意味していたのか分かっておらず、気になります。
猫猫は肌着にカイロを入れるポケットを他の人達からも頼まれ、園遊会の準備で忙しくします。
そして、園遊会当日は猫猫も着飾られ、そばかすが化粧で入れていたのがバレてしまいました。
- 宦官が「呪いを解いて欲しい」と医局へやって来る
- 宦官はゴミを燃やしていて、袖口が焦げた女物の衣と木簡に触り、燃やすと炎の色が変わった
- 猫猫は炎の色が変わる原理は説明し、木簡に何かついていたのだろうと推測する
- 壬氏が猫猫を呼んで、別の部屋で炎の色が変わることについて尋ねる
- 猫猫は色付きの木簡は暗号だと思い当たるが、詮索するのをやめた
- 園遊会の準備で、猫猫はショウガとみかんの飴、肌着にカイロをいれるポケットを作ることになり忙しい
- 園遊会の当日に、猫猫は侍女たちにキレイにされ、そばかすが落とせるのがバレる
- 猫猫は襲われないために、わざとそばかすを着けて醜くしていた
- 壬氏は去り際に、猫猫の髪に簪をさす
園遊会でもひと波乱がありそうな展開です。
猫猫が次は何に関わってて、頼まれるか楽しみですね。
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