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アニメ【薬屋のひとりごと】 3話 感想&ネタバレ 幽霊騒ぎを起こした理由は恋

この記事は、アニメ「薬屋のひとりごと」3話「幽霊騒動ゆうれいそうどう」について書かれています。

こんな人におすすめ

  • 前話の最後でおどっている女性が気になる人
  • 3話の内容を振り返りたい人
  • 3話の内容を大まかに知りたい人

この回では、後宮で幽霊がでるとうわさが流れるところから始まります。

そんなとき、猫猫まおまお壬氏じんしから夢遊病むゆうびょうについて聞かれ、ある妃を調査しだす。

実は、妃は夢遊病ではなく、幼なじみとの恋を成就じょうじゅするためにやまいのフリをしていました。

記事では、もっと詳しく3話のネタバレをするだけでなく感想と考察もありますので、ぜひお読みください。

今回の主な出来事

猫猫は赤子が亡くなった原因に辿り着き、壬氏から薬屋の知識を認めれれて、上級妃である玉葉妃の侍女&毒見役になります。

仲間の侍女からは毒見役を気遣われて、休んでいるように勧められる。そんなとき、壬氏から媚薬を作って欲しいと頼まれます。

今回の登場人物

  • 猫猫まおまお・・・花街はなまちで薬屋をしていた。現在は後宮で働いている。
  • 壬氏じんし・・・宦官かんがん。美貌の持ち主で、老若男女ろうにゃくなんにょ問わず惚れられる。後宮で強い権力を持っている。
  • 高順がおしゅん・・・壬氏の側近で宦官。まじめで、壬氏の信頼が厚い。
  • 玉葉妃ぎょくようひ・・・上級妃の一人。皇帝の寵愛ちょうあいを受けている。
  • 桜花いんふぁ・・・玉葉妃の侍女。
  • 小蘭しゃおらん・・・後宮の下女。猫猫の友達。おしゃべりで噂好き。
  • 芙蓉妃ふようひ・・・中級妃。りが得意。武官に下賜かしされる予定。

下賜かしとは、身分の高い人から身分の低い人に与えること。ここでは、皇帝から与えられる。

幽霊がでる

宮中で、城壁の上に幽霊ゆうれいがでるという噂が広がります。猫猫まおまおの耳にも入りますが、全く気にしていません。

このシーンの内容を詳しく紹介します。

アニメの冒頭ぼうとうで、壬氏じんしが妃に下賜かしされる話をするシーン。

妃は悲しみ、その場を立ち去る。

シーンが変わり、夜に宮女が廊下を歩いていると、白い服を着た女が歩いているのを見て宮女が叫びます。

このシーンがでた理由はあとから分かりますよ


場面が変わり、翡翠宮ひすいきゅうの侍女たちが雑談しながら、掃除をしています。

  • 嫌がらせがなくていいわ
  • 玉葉妃ぎょくようひは帝に愛されている
  • 玉葉妃が寵妃ちょうひになって故郷が潤っている
  • 故郷の暑さが恋しい

玉葉妃や故郷の話をして楽しそう。

侍女の桜花いんふぁが台所の掃除にやってきて、薬を作っている猫猫と話をします。

そして桜花から幽霊がでると聞いた後、小蘭しゃおらんからも幽霊の話をされる。

引用:アニメ「薬屋のひとりごと」3話 公式サイト

小蘭しゃおらん「城壁で幽霊が踊ってるの!」

薬屋のひとりごと 3話より

小蘭は幽霊を怖がります。

しかし、猫猫はよくある話だと冷静です。

宮中で幽霊がでる噂が流れますが、猫猫はまったく動じませんね

幽霊を調査

壬氏じんし夢遊病むゆうびょうについて聞かれ、話の流れで猫猫は○○を調査することになります。

猫猫まおまおは薬を届けに、やぶ医者のところへ。

最初は猫猫を警戒けいかいしていたやぶ医者も信用するようになって、お茶に誘います。

そこへ壬氏が現れる。

猫猫と壬氏の面白いやりとりがありますよ!

  • 壬氏が来て、お菓子を食べそこねて悲しむ猫猫
  • 猫猫は壬氏が宮官長より上の立場で、若いのに何者なんだと考え、壬氏を帝のお手付きと思う
  • 壬氏は猫猫がよからぬことを考えていかないか指摘する
壬氏
壬氏

夢遊病を知っているか?

壬氏に夢遊病について尋ねられ、思わず反応してしまう猫猫。

猫猫は話から逃げようとしますが、壬氏にしつこく絡まれ、依頼を受けることになります。

調査には、壬氏の側近:高順がおしゅんが猫猫に同行。

猫猫まおまお

「『様』は不要です」

薬屋のひとりごと 3話より

高順がおしゅん

「では、小猫」しゃおまお

薬屋のひとりごと 3話より

しゃお・・・「ちゃん」という意味。あだ名で年下の人を呼ぶときに使う。小+姓(もしくは名)

高順は猫猫に、壬氏をウジムシでも見るような眼で見ないように告げます。

壬氏が喜んで話していたのを聞いて、猫猫はドン引き。

しかし高順が猫猫に話した理由は、壬氏が嬉しそうに話す姿に、他の人が色気にあてられてしまうから

壬氏の部下である高順にとっては、仕事が増えて困りますね。

引用:YouTube TOHO animation チャンネル

東門の城壁に着いた2人は、城壁の上で踊る女性をみつける。

猫猫

月下げっか芙蓉ふよう

薬屋のひとりごと 3話より

高順が説明してくれ、中級妃ちゅうきゅうひ芙蓉妃ふようひで、近々武官に下賜かしされる予定と分かります。

芙蓉は、美人のたとえに使われる。花の色はピンクや白。朝咲いて夕方にはしぼむ。

ひょんなことから猫猫は幽霊の正体(芙蓉妃)を調査することになりましたね。

どうして夢遊病になったのか、続きが気になります

妃は○○が嫌で夢遊病になった

猫猫まおまおは調査した結果を壬氏じんし玉葉妃ぎょくようひへ報告。花街であった例をあげて、夢遊病むゆうびょうの原因を話します。

芙蓉妃ふようひの夢遊病について、手がかりを得るために猫猫は聞き込みや調査をする。

やぶ医者
  • 2年前、芙蓉妃は帝の前で舞を失敗してから、引きこもっている状態
  • 小さな属国の姫で、帰りずらいかもしれない
芙蓉妃をのぞき見
  • 高順がおしゅん、猫猫で庭から芙蓉妃の様子をのぞき見する
  • 窓辺に座っている芙蓉妃は、城壁の上で踊っているときとは違い、大人しい印象
  • (このとき、高順は猫猫の様子も伺っている)
小蘭
  • 最初は北側で踊っていたらしい

調査をしていき、夢遊病のことが分かった様子の猫猫。

猫猫

おやじに憶測でものを言うなと言われそうだけど

薬屋のひとりごと 3話より

猫猫は壬氏と玉葉妃への報告をします。そこで、夢遊病になった妓女ぎじょの話をする。

  • 妓女は、年の離れた大店への身請け話がでる
  • 夜、妓楼ぎろう徘徊はいかいするようになった
  • 身請け話がなくなったら、夢遊病はなくなった

玉葉妃

「つまり、身請けされるのが嫌だったの?」

薬屋のひとりごと 3話より

猫猫

「おそらく」

薬屋のひとりごと 3話より

壬氏は猫猫に他にないのか尋ねますが、猫猫はそれだけだと答え、部屋をでます。

(猫猫が部屋を去ったあと、壬氏と高順は顔を見合わせる。それを見る玉葉妃)

夜、猫猫は窓辺に座って、物思いにふける。 

猫猫の心の声「うまくいけばいいけど」

猫猫は芙蓉妃が夢遊病になった原因は、下賜されるのが嫌だったからと壬氏たちに報告しました。

夢遊病の話には裏がありそうですね

夢遊病は嘘だった?!

実は芙蓉妃ふようひが踊っていたのは、○○だったから。

芙蓉妃が後宮を出る日。

猫猫まおまおは、芙蓉妃が後宮から出る様子をみています。

最近、猫猫の様子がおかしいことに気付いていた玉葉妃ぎょくようひは、声をかける。

玉葉妃
玉葉妃

私には教えてくれもいいんじゃない

猫猫
猫猫

他言無用でお願いできますか

玉葉妃
玉葉妃

口は堅いわよ

  • もうひとり夢遊病むゆうびょうになった妓女ぎじょがいた
  • 1つ目の身請みう話が流れた後、2つ目の身請け話が持ち上がった
  • 実は妓女の身請け話は詐欺で、1つ目と2つ目の身請け話は計画されたものだった
  • 2つ目の身請けは、病がある妓女のため、半分の値段になった
  • 実は、妓女は身請け金を安くするために、夢遊病のふりをした
  • 妓女は年季があと1年。男は金が足りなかった

玉葉妃は芙蓉妃も同じか問い、猫猫も認める。

  • 芙蓉妃と武官は同じ故郷で、幼なじみ
  • 武官では、姫に求婚はできない
  • 武官は移民族の討伐で武勲ぶくんを立てて、褒章ほうしょうとして芙蓉妃の下賜かしを願い出た
  • 皇帝が下賜される妃を惜しまないとは言い切れない
  • 芙蓉妃は皇帝の渡りがないように、わざと夢遊病をよそおった

芙蓉妃も皇帝ならあり得ると話します。

芙蓉妃は大勢の宮女が見る中、門に向かい歩き。その表情は輝いて見えた。

猫猫は、芙蓉妃が踊っていたのは東門の城壁で、戦があった東に向かって無事の帰還を祈っていたのだろうと推測します。

芙蓉妃と武官が寄り添うのを見た、玉葉妃。

玉葉妃

芙蓉妃がうらやましいと言ったら、私はひどい女かしら

薬屋のひとりごと 3話より

猫猫

「そんなことはないと思います」

薬屋のひとりごと 3話より

高順がおしゅん壬氏じんしに報告しているシーンが流れる。

猫猫のことを報告しているのでしょうか。

猫猫は、夜にひとりで考え事をしている。

猫猫の心の声「恋が女を美しくするのであれば、どんな薬が作れるだろう」

薬屋のひとりごと 3話より

最後に、幽霊騒動ゆうれいそうどうの結末が分かりましたね。芙蓉妃は夢遊病のふりをして、恋い慕っていた武官に下賜されました。

芙蓉妃と武官が会うシーンは感動的でした。アニメで見ると描写がとても綺麗ですよ!

考察

なぜ壬氏は猫猫に夢遊病について尋ねたのか?

それは猫猫まおまおの賢さや人柄を見極めるためではないかと考えられます。

  • 壬氏じんし高順がおしゅんが顔を見合わせるシーンや高順が猫猫の様子を伺うシーンがある
  • 壬氏は後宮を監督する立場で、芙蓉妃ふようひに怪しいところがないか調べはついていたと考えらる

そのため、猫猫に夢遊病むゆうびょうを調べさせて問題を解決する能力をみたと思われます。

さらに、真実を知って、猫猫がどう報告するのかもみていたのではないでしょうか。

今回のことで、猫猫は壬氏や高順から信頼を得たと思います。

なぜ玉葉妃は芙蓉妃をうらやましいと言ったか?

芙蓉妃ふようひと幼なじみの武官がお互いを思い合っていて、結ばれたから。

  • 後宮では、皇帝1人に妃が何人もいる
  • 皇帝は他の妃とも会う
  • 玉葉妃は寵姫ちょうきではあるけれど、皇帝の気持ち次第で立場は変わる

玉葉妃も、皇帝に自分だけをみて欲しいという思いもあって話したと思われます。

まとめ

3話では、幽霊ゆうれいがでる噂から始まり、猫猫は夢遊病むゆうびょうの調査をします。

そして、芙蓉妃ふようひについて真実に辿り着きますが、猫猫まおまお壬氏じんしに報告せず妃の願いは叶えられました。

  • 城壁に幽霊がでると噂が流れる
  • 猫猫は壬氏から夢遊病のことを聞かれ、調査を頼まれる
  • 夜、猫猫と高順は城壁で踊っている芙蓉妃を見に行く
  • やぶ医者から芙蓉妃は属国の姫で、同郷の武官に下賜かしされると聞く
  • 小蘭しゃおらんから、城壁で踊っていた場所は最初東門ではなく北門だった
  • 猫猫は壬氏に芙蓉妃は下賜が嫌で夢遊病になったと説明
  • 玉葉妃ぎょくようひは猫猫の様子がおかしいことに気づいており、猫猫は本当の理由を話す
  • 実は、芙蓉妃の夢遊病は嘘で、皇帝のお渡りがないようにするため

芙蓉妃が長年思っていた幼なじみの武官と結ばれてよかったですね!

猫猫が少しずつ真実に近づいて推理しているのに、私も一緒に考えていました。

猫猫と壬氏のやりとりもコミカルで、今後も楽しみです♪

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