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アニメ【薬屋のひとりごと】42話 感想&ネタバレ 壬氏は猫猫を探して問題に奔走する

この記事は、アニメ「薬屋のひとりごと」42話「鬼灯ほおずき」について書いています。

玉葉妃ぎょくようひが産気づくなか、壬氏じんしはいなくなった宦官の足取りを辿り、猫猫まおまおの手がかりを見つけます。

さらに、楼蘭妃ろうらんひもいなくなり、何かが起こる予感。今回もたくさんの伏線がでてくる回です。

話の内容をもっと知りたい方や考察をしたい方は、ぜひお読みください。

おもな出来事

猫猫が翡翠宮に戻らず、侍女頭の紅娘から報せを受けた壬氏は、猫猫の行方を追う。

猫猫が残した足取りから、医局や手習所に立ち寄った後に姿を消していることが分かり、壬氏は医局で情報を集めるが決定的な手がかりはない。

毛毛も帰ってきておらず、羅門と壬氏たちは毛毛を探すと猫猫の残した紙とマタタビが見つかる。紙に書かれた「祠」と「翠」という文字を手がかりに、猫猫の行方を探す。

翠苓に従って後宮を出た猫猫は、船でとある隠れ里へ辿り着いた。道中、猫猫は子翠と翠苓が共犯であると見抜き、子翠にはまだ何かあると考える。

さらに、猫猫は隠れ里で特使らしき人物を見つけてなぜいるのか、自分が連れて来られた目的が気になる。

一方、壬氏たちは後宮に「子翠」という下女が存在しないことを知った。

小説:薬屋のひとりごと、ヒーロー文庫、4巻、13話、14話、15話

漫画:薬屋のひとりごと、スクウェア・エニックス、15巻、75話、76話

漫画:薬屋のひとりごと、小学館、16巻、63話、64話、65話

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主な登場人物

  • 壬氏じんし・・・宦官かんがん美貌びぼうの持ち主で、老若男女ろうにゃくなんにょ問わずれられる。後宮で強い権力を持っている。実は皇弟。
  • 高順がおしゅん・・・壬氏の側近で宦官。まじめで、壬氏の信頼が厚い。
  • 玉葉妃ぎょくようひ・・・上級妃の1人。皇帝の寵愛ちょうあいを受けている。第2子を妊娠中。
  • 羅門るおめん・・・猫猫の養父。昔、後宮で医官をしていたが、阿多妃あーどうおひの子を死なせた罪で罰せられる。
  • やぶ医者・・・後宮の医官。人がいいが、腕はよくない。
  • 深緑しぇんりゅ・・・年配の女官。診療所で働いている。
  • 楼蘭妃ろうらんひ・・・上級妃の1人。父親は高官の子昌ししょう
  • 子昌ししょう・・・楼蘭妃ろうらんひの父。高官。国の北側を治めていて、強い権力を持っている。
  • 羅漢らかん・・・軍を取り仕切っている。派閥に属さず、中立の立場。猫猫まおまおの父
  • 羅半らはん・・・羅漢のおい。伯父と同じで頭がいい。

壬氏は羅門に玉葉妃を任せる

壬氏じんしは陣痛が始まった玉葉妃ぎょくようひの元を訪ね、羅門るおめんがしっかり対応していて安心する。

壬氏は宦官とともに、玉葉妃の宮を訪れる。羅門が対応していて、陣痛はおさまっていた。

羅門
羅門

まだいつ生まれるか分かりません

猫猫まおまおの治療で、逆子ではないと聞いて、壬氏はひと安心する。やぶ医者もいたが、侍女に邪魔者扱いされ、動揺していた。

壬氏は玉葉妃のことを羅門に任せて、宮を退出する。

深緑からアルコールの香りがする

壬氏じんし高順がおしゅんからいなくなった宦官について聞き、墓場へ向かう。お参りをしていた深緑しぇんりゅとすれ違い、猫猫まおまおの手がかりに気づく

壬氏は高順から報告を聞く。高順は消えた宦官について調べてきた。

いなくなった宦官
  • 「天(てぃえん)」と名乗っていた
  • 元・奴隷の宦官の中で、面識のある者はいない
  • 途中で紛れ込んだ

いなくなった宦官は何か目的があって、宮中へもぐりこみ、他の人と親しくしようとしなかったようだと高順は言う。

聞いた話では、天が墓に手を合わせていた。そこは皇帝の手つきになった下女たちがとむらわれる墓場だった。

先帝の時代、幼い頃に後宮に入れられ花を散らされた下女たちは、外に出られず後宮で一生を過ごす。

壬氏が墓場に行くと深緑しぇんりゅがいた。深緑は壬氏の横を通り過ぎようとしたが、アルコールの臭いを嗅いだ壬氏は深緑の腕を掴む。

壬氏
壬氏

猫猫はどこに行った?

猫猫のことになると勘が鋭いですね

壬氏は先帝のことで動揺するがあることに気づく

壬氏じんし深緑しぇんりゅの話から自身が先帝と血が繋がっていると知りショックを受ける。しかし、気を取り直して、亡くなった下女について調べに行く。

壬氏は、宦官としての役目を忘れそうになるのを抑えて、深緑に猫猫まおまおを知らないか問う。

深緑は壬氏に先帝の姿を重ねて、昔のことを話しだす。

深緑

  • 優しい声で名前を呼ばれ、異国の甘いお菓子を頂いた
  • みんな、若い頃のあの方の姿を知らない。晩年は見る影もなかったと聞く。
  • 私が成長して通われることもなくなった

壬氏は誰のことを話しているのか不思議に思った。しかし、深緑の言葉で先帝のことだと分かる。

深緑
深緑

どうしてあなたが、宦官の真似をしていらっしゃるのですか?

壬氏は言葉を失い立ち尽くす。その隙に、逃げようとした深緑を高順がおしゅんが捕まえたが、深緑はふところから何かを取りだし飲んで倒れる。

高順は他の宦官に指示して、深緑の口から飲んだものを吐き出させ、他の宦官に託す。

呆然としている壬氏に、高順は喝をいれる。

壬氏は深緑から聞いたことを頭の中で整理し、先帝に似ているのか、高順に聞く。

壬氏が知る先帝は老人で、父や母に似ず、自分は「不義の子」だと思っていた。

しかし、先帝に似ていると知り、東宮から逃れて宦官を名乗っていたのはなんだったのかと後悔した。

それでも壬氏は羅門の言葉を思い出し、調査を再会する。

壬氏は大宝たいほうと書かれた墓石を見る。

大宝
  • 昨年亡くなった女官
  • 女官を集めて怪談話をしていた
  • 医官との不義の子して、1人産んでいる
  • 産んだ子と医官は後宮を出され、どこへ行ったか分からない
  • 楼蘭妃ろうらんひの母に仕えていた

壬氏はあることに気づき、柘榴宮ざくろきゅうへ向かう。

楼蘭妃が消えた?!

引用:YouTube TOHO animation チャンネル

壬氏じんし楼蘭妃ろうらんひの元へ行き、大宝について聞こうとした。しかし、楼蘭妃が変装した侍女と気づき、楼蘭妃はすでにいなくなっていた。

  • 楼蘭妃の母は後宮にいたが、子昌ししょう下賜かしされている
  • その後、楼蘭妃が生まれる

壬氏は楼蘭妃に面会する。濃い化粧と奇抜な格好の格好をする楼蘭妃と侍女たち。

壬氏
壬氏

まるで狐みたい

壬氏はいつもの甘い顔で話しかけたが、楼蘭妃の右目の横にホクロがあるのを見つける。

楼蘭妃に近づき、侍女の1人だと見破る。

壬氏
壬氏

本物はどこへいった!!

壬氏の怒りに侍女たちは震えあがる。

大量の供を連れ、体型や顔が似た侍女を選んだのも、奇抜な恰好や化粧をしていたのも侍女と入れ替わっても分からないようにするためだった。

侍女は泣き出し、他の侍女が「どこへ行ったか知らない。もう戻らないと言っていた」と話す。

侍女や従者を集めて取り調べたが、楼蘭妃がどこへ行ったのか分からなかった。

後宮を勝手にでるのは、重い罪に問われるけれど、それを分かっていていなくなったと考えられる。

壬氏の頭の中

高官の娘を後宮に入れるということは、皇帝にとっても利のある行為だ。人質として後宮という鳥かごに閉じ込めることができる。

子昌は娘を可愛がっていたように見えた。だが、実のところはどうだったのだろう。

猫猫はどうだったのか。

引用:アニメ「薬屋のひとりごと」42話

なくなった米と鉄

壬氏じんし羅半らはんから出納帳すいとうちょうを見せられ、米と鉄の値段が上がっているのを知らされ、なくなった米と鉄がどこへいったのか調べさせる。

羅漢らかん猫猫まおまおがいなくなったことを知って、後宮へ入ってこようと門を壊したと、壬氏の耳に入る。

馬閃ばせんから子昌ししょうの足取りが掴めないと報告を聞く。

楼蘭ろうらんが後宮から逃亡した。共謀していたのか、楼蘭の独断か分からないが、上級妃の逃亡の罪は父である子昌にも及ぶ。

アルコールを飲んだ深緑しぇんりゅは、一命を取りとめたが、まだ意識が戻らない。

  • 深緑は、大宝という女官と面識があった
  • 大宝は楼蘭の母に仕えていた女官
  • 先帝のお手つきになり後宮に残らざるを得なくなった
  • 先帝が亡くなった今、皇帝のお手つきになった女官たちの恨みは、【後宮】に向いている

壬氏が楼蘭を探そうにも手がかりが少なく悩んでいると、羅漢のおい:漢羅半が壬氏の部屋にやってくる。

羅半は壬氏に巻物を見せる。巻物は国庫の出納帳で、羅半は羅漢に言われて飛発ふぇいふぁの出所を調べた。

すると、ここ数年災害や大きな建築がなかったのに、穀物の値と鉄の値が上がっていた。

誰かが穀物のお金と鉄を横領していて、羅半の考えでは2つとも同じ人物に辿り着くと考えている。

羅半
羅半

もっと詳しくここ数年の流通を調べられます

壬氏
壬氏

要求はなんだ?

壬氏は羅半が何かのために話を持ちかけたと気づいていて、羅半は青ざめながら、羅漢が壊した後宮の壁の修理費を下げてくれるように頼んだ。

壬氏は羅半の頼みを受け入れ、金と鉄の辿り着く先で、何が起きるのか調べるように命令した。

誰に辿り着くのか気になりますね

考察

大宝が産んだ子はどこへ行った?

大宝たいほうが産んだ子は医官との「不義の子」として後宮を出され、どこへ行ったか分からないとされています。

私の考えでは、子昌ししょうと元へ行ったのではないかと考えます。

大宝は楼蘭妃ろうらんひの母に仕えていました。後に、楼蘭妃の母は子昌ししょう下賜かしされることになったため、子昌とも関わりがあると思います。

米と鉄は誰の元へ行ったのか?

今までの出来事から、私は子昌ししょうの元へ辿り着くと考えます。

  • 米はお金に変えて、何かを買うために使った
  • 鉄は飛発ふぇいふぁを作るのに使える
  • 以前、壬氏の暗殺未遂事件が子昌の領地であり、飛発が使われた(36話)

子昌が何かを企んでいそうだと分かりますね!

解決していない謎

  • 大宝の産んだ子はどこへ行ったのか?
  • 楼蘭妃、子昌はどこへ行ったのか?
  • 米のお金と鉄は誰のところへ横流しされたのか?何をしようとしているのか?

まとめ

42話では壬氏じんし猫猫まおまおに繋がる手がかりを見つけ、そのなかで楼蘭妃がいなくなり、米と鉄が横領されているのを知る回でした。

  • 玉葉妃が産気づく
  • 壬氏はてぃえんが参っていた墓地へ行き深緑に会う
  • 深緑は追い詰められてアルコールを飲み、意識を失う
  • 大宝という女官は先帝のお手つき。医官との不義の子を1人産んでいたとされる
  • 楼蘭妃が後宮から逃げる
  • 子昌もいなくなった
  • 米のお金と鉄が横領される

大宝の産んだ子は後宮を出た後どうなったのか、横領されたものはどこへ行ったのか、謎が多く残っていますね。

次の話では何が分かるの見逃せません。

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