この記事は、アニメ「薬屋のひとりごと」25話「猫猫と毛毛」について書かれています。
漫画(薬屋のひとりごと 8巻、41話、42話、スクウェア・エニックス)も参考にしているため、若干違うところもあります。
こんな人におすすめ
- 24話(アニメ1期最終話)は猫猫に新しいことを頼む雰囲気で終わっており続きが気になる人
- 今話からアニメの2期が始まるので、楽しみにしている人
- 25話の内容を簡単に知りたい人
今回は、猫猫が○○を壬氏に見つけられたことであるものが流行ります。他にも、○○がでてきます。
猫猫と壬氏の面白いやりとりもありますよ。
25話の内容を手っ取り早く知りたい人はぜひお読みください。
今回の主な出来事
今回の登場人物
- 猫猫・・・花街で薬屋をしていた。現在は後宮で働いている。
- 壬氏・・・宦官。美貌の持ち主で、老若男女問わず惚れられる。後宮で強い権力を持っている。
- 高順・・・壬氏の側近で宦官。まじめで、壬氏の信頼が厚い。
- やぶ医者・・・後宮の医官。人がいいが、腕はよくない。
- 小蘭・・・後宮の下女。猫猫と仲がいい。
- 玉葉妃・・・上級妃の一人。皇帝の寵愛を受けている。
- 愛藍・・・玉葉妃の侍女
- 紅娘・・・玉葉妃の侍女頭。まじめな性格。
- 鈴麗・・・皇女。玉葉妃の娘。
- 皇帝・・・茘国の皇帝。
荷物の中身は○○
猫猫が医局でやぶ医者と作業しているところへ、壬氏と高順が来ます。そこへ、あるものが届く。
猫猫は医局でやぶ医者と作業をしている。そこへ、壬氏と高順が医局へ入ってくる。
猫猫は掃除で見つけた蒸留装置を使って、香油を作っていた。
猫猫はやぶ医者に聞かれないように、壬氏へこっそり、香油には子を流す作用を持つものがあると教える。

壬氏さまのご用事は?

香りが強かったから気になるだろう
可愛くふくれっつらをする壬氏に、高順はもっと威厳を見せてと言いたそうな顔をしていると、猫猫は思った。
そこで外から物音が聞こえ、壬氏と高順が見に行く。ハッと気づいた猫猫。

なんですか?

実家からの荷物です

ほう

下着が入っています

そうか(荷物から離れようとする)

男2人で持ってきて、何製の下着ですか?
ハッとする壬氏と嘘がバレる猫猫。
荷物の中身は、閨のことが書かれた本でした。

猫猫と壬氏のやりとりが面白いですね。高順の冷静な判断と質問は、さすがです!
残念な壬氏
閨の本について猫猫、壬氏、高順で話していて、壬氏は2人に勘違いされてしまう。
猫猫が閨のことが書かれた本を用意した理由を壬氏に説明する。
- 性に対して、後宮はあまりよく思っていない
- 後宮に入った娘が、帝に呼ばれたときに困らないように
- 内容は絵が多く、字が読めなくても楽しめる
- 嫁入り道具として使われることもある
本は上級妃に教えた時も使っていて、最近では帝のためにも取り寄せていた。

猫猫の頭の中
- この手の本は値段が高い分、利益も大きく、販売経路を増やそうと多めに頼んだ
- 今回は間が悪かった
猫猫は高順が本を読むのを見て、実はむっつり?と考えていた。

きれいに作られていますね。良い紙をつかっています

版画か
猫猫は壬氏が興味をもったと思い、本について説明するが、壬氏に注意される。
壬氏は黙って、本をじっと見ている。


一冊いかがでしょうか?

そ、そういうわけではない!
猫猫は怪訝な目で壬氏を見ていて、ふたたび壬氏は訂正する。

今回は見逃してやろう

いいのですか?

販売している店を教えてもらいたい
猫猫と高順は、また疑った目で見る。

印刷技術を知るためだ!
壬氏は2人の誤解を解こうとするが、どうにも言い訳みたいに。
しかし、高順が検閲にかけるものがあると言って、本を持って行ってしまう。

猫猫の心の声
せっかくやり手婆に厳選してもらったのが
薬屋のひとりごと 4話より
壬氏の狙い
本を取り上げられた後、後宮では大衆小説が流行る。それは○○のためでした。
猫猫は小蘭から、今流行っている大衆小説の話を聞く。その小説は他の下女にも知られていた。
小蘭は字が読めないため、字の読める同僚に読んでもらって知ったそう。
玉葉妃の侍女たちも、小説にハマっていて楽しそうに話している。

猫猫の頭の中
なぜだ。小説は上流階級ではあまり品のいいものとして扱われていない
薬屋のひとりごと 4話より
本を見ると、以前閨の本を買った印刷所の名前。

猫猫の心の声
仲介料を貰っておくんだった
薬屋のひとりごと 4話より
侍女:愛藍が他の人にも貸してあげたいと話すが、妃から借りたものを宮の外に貸し出すのは許されていない。
そして、猫猫は本が配られた理由に気づく。

本の写しを書いて渡しては?

そうね
- 皇帝から、本を他の人にも読ませていいと伝えられる
- 小説は俗物で、身分の高い妃は読まない
- 妃は侍女などに渡して読ませて、内容を知る者がでてくる
- 侍女たちは、内容を教えたくなり話す
- さらに下の身分の下女にも知られ、小説が気になるため、字を覚えようとする者がでてくる
- 壬氏は、後宮の識字率をあげようとしている

猫猫、字を教えて
小説を読んでいた子が喉を傷めてしまい、内容を書き写してくれたが、小蘭は字を読めないため猫猫に頼んできた。
猫猫は小蘭の頭をなでて、しっかり考えているんだなと感心する。

猫猫は印刷所からお金が取れなく残念でしたね。それにしても壬氏の思惑は的中しましたね。
○○に出会う
猫猫は鈴麗公主が散歩するのに付き添う。その途中、○○に出会う。
鈴麗公主が一歳半になり、歩き回るようになったので、玉葉妃は宮内の外を歩かせたいと猫猫に話す。
猫猫は賛成する。

猫猫の頭の中
- いいところのお嬢様であれば、子どもを外に出さずに大事に育てる
- 玉葉妃は西方の出身で、纏足の風習がなく、柔らかい発想を持っている
纏足・・・昔の中国の慣習で、女性の足を布で縛り小さく変形させること。美しさの象徴だった。
外出の許可がでて、鈴麗公主はお供を連れて散歩へ行けることに。
妊娠中の玉葉妃は留守番。

玉葉妃
「猫猫は花や生き物に詳しいから、散歩のときに教えてあげて」
薬屋のひとりごと 4話より

紅娘
「ろくなものを教えません」
薬屋のひとりごと 4話より

玉葉妃
「役に立つと思うの。将来どこへ嫁ぐかわからないでしょ?」
薬屋のひとりごと 4話より

猫猫の頭の中
十年もすれば公主も嫁ぐかもしれない。臣下に嫁ぐならいいけれど、他国へ渡った場合歓迎されるかは分からない。
薬や毒の知識はあって困らないか。食えない妃だ。
5人で散歩へ出る。
- 公主
- 紅娘
- 猫猫
- 宦官2人
それを見た人の反応は様々だった。
- 顔がにやける者
- 公主と気づいて一歩下がる者
- 何とも言えない表情で見つめる者

猫猫の頭の中
公主もいずれその視線の意味がわかってくるのだろう。
公主は初めての外で人が多くても怖がらず、なんでも興味と持っているのに猫猫は関心しながら散歩する。
「なう」
鳴き声がして、公主が走り出す。それを紅娘が公主を止めて、猫猫が見に行くと子猫を見つける。

猫猫の頭の中
後宮に犬猫を飼っている妃はいないはずだけど。
公主が子猫を捕まえて欲しがり、猫猫は子猫に近づく。
子猫を捕まえようと、飛びかかるが失敗。
そこへ誰かが走ってきて、子猫を捕まえる。

見上げる猫猫に、女性は「これいるの?」と声をかける。
猫猫に子猫を任せて、女性は去っていく。

猫猫の頭の中
小蘭と同じ尚服の衣。見たことない女官だな。
猫猫が子猫を連れて戻ると、公主が抱っこしたがった。
しかし、猫は汚れていて触らせるわけにはいかず。公主は泣き出してしまう。
仕方なく、子猫は保護した。

猫猫の頭の中
妃が持ち込んだものでないなら、どこから来たのか?
後宮で愛玩動物を飼うには許可が必要。繁殖しないように、メスとオスを同時に飼ってはいけない。
オスならば去勢する決まりもある。

今回登場した子猫を捕まえた女性は、誰なのか気になりますね
○○の名前が気に入らない猫猫
猫猫はやぶ医者と猫の世話をして元気になる。そして猫を飼うことになり、名前は○○。
猫猫とやぶ医者は猫の世話をしだす。
猫猫はやぶ医者に、乳と家畜の腸を貰ってくるように頼む。家畜の腸は、親猫の乳首の代わりになる。
その日の夜、猫猫は皇帝から子猫の世話係を任された。

(猫猫が)猫を飼うとは

(苦笑い)
ある日、猫の世話をしていると、壬氏と高順がひょっこりやってくる。
やぶ医者と高順は、猫が好きで可愛いがる。
壬氏が子猫をかまっているのを見る猫猫。
壬氏に子猫を触るか聞かれて、猫猫はあまり好きではないため断る。

猫猫
「猫好きによると、何を考えているのか分からないところがいいようで。
見ていると飽きず、目が離せなくなり、そのうち触りたくなる。
(省略)
引っかかれるのが分かっていても、無理やり腹の柔らかい毛に顔をうずめるようになるとか。」
薬屋のひとりごと 4話より
猫猫の話を聞いて、壬氏の頭の中では猫猫に当てはまることばかり。
そして、壬氏は子猫の腹に顔を埋めて「スー、ハー」と、嬉しそうな顔。それにドン引きな猫猫。

壬氏
いや分からなくもない気がしてきた
薬屋のひとりごと 4話より
結局、猫はどこから来たのか分からなず。
そして、子猫は皇帝から『盗賊改』という官職が与えられ、医局の備蓄のネズミ捕りをすることになる。
子猫の名前が「毛毛」になったのを、猫猫は納得がいっていない。

壬氏は子猫のお腹に顔を埋めて、嬉しそうでしたね(笑)猫猫には益々変人扱いされるでしょう
考察
猫猫は鈴麗公主りんりーひめに何を教える?
猫猫は医学の知識があり草花に詳しいので、鈴麗公主に良いことも良くないことも草花の効能を教えると思われます。
散歩の前に、玉葉妃と侍女頭の紅娘がろくなことを教えないと話していました。
それは猫猫が薬屋の仕事でも、物事を偏らないように客観的に見ていて、良いところも良くないところも伝えるところにあります。
子どもには、刺激の強い話は控えられといいですね(笑)
猫を捕まえた侍女は誰?
25話では、侍女としか分かっていません。
これからの話で分かってきそうなので、楽しみですね!
壬氏は猫を嗅いで何を想像していた?
子猫の臭いを嗅いで、猫猫のことを想像していた。
猫猫から猫の話を聞いて、猫猫の数々の思い出と結び付けていたので、合ってると思います。
しかし、子猫のお腹を嗅いで猫猫との思い出して嬉しそうにしているのは、猫が好きではない猫猫からしたら気持ち悪いですよね。
まとめ
25話では、小説を流行らせた壬氏の企みがあったり、宮中ではあまり見かけない猫を飼うことになったりしましたね。
- 猫猫はやぶ医者と蒸留装置を使って、香油とアルコールを作っていた
- 香油には、子を流す作用があるものもある
- 猫猫は閨の本を注文していた
- 皇帝によって、大衆小説が妃に配られた
- 小説は、壬氏が宮女たちの識字率を上げるために用意した
- 猫猫は鈴麗公主と散歩に行き、子猫を見つける
- 子猫を知らない宮女が捕まえる
- 猫猫は子猫の世話をすることになる
- 様子を見に来た壬氏の子猫への行動に、ドン引きする猫猫
- 子猫の名前は「毛毛」
今回は大きな事件はありませんでしたが、これからの物語の伏線がいろいろとありそうですね。
次回の話も楽しみです♪
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