この記事は、アニメ「薬屋のひとりごと」6話「園遊会」について書いています。
今回は園遊会で食事に毒が出されたり、侍女たちが競ったりして宮中の華やかなだけではない部分がでてきます。
また猫猫に簪を配る人物がでてきて、恋愛っぽいところも見逃せません。
記事では話の内容をもっと詳しく、感想や考察を含めて紹介しているので、ぜひお読みください。
おもな出来事
猫猫がやぶ医者と松茸を食べていると宦官がやってくる。
「呪いを解く薬が欲しい」と言われ宦官の話を聞くと、木簡と女ものの服を焼いたとき炎の色が変わり、掌がひどくかぶれた。そして、猫猫は炎の色が変わった理由や掌がかぶれた理由を説明する。
宮中は園遊会の準備で忙しくなる。猫猫もカイロをいれるポケット作りにおわれる。
当日女官たちに着飾られ、猫猫のそばかすはわざと描いていて、実は美少女と分かる。そんな猫猫に一瞬目が止まり、簪をあげる。
おもな登場人物
- 猫猫・・・花街で薬屋をしていた。現在は後宮で働いている。
- 壬氏・・・宦官。美貌の持ち主で、老若男女問わず惚れられる。後宮で強い権力を持っている。
- 高順・・・壬氏の側近で宦官。まじめで、壬氏の信頼が厚い。
- 貴園・・・玉葉妃の侍女
- 桜花・・・玉葉妃の侍女
- 玉葉妃・・・上級妃の一人。皇帝の寵愛を受けている。
- 梨花妃・・・上級妃の一人。皇子を亡くした後、床に臥せっていたが回復する。
- 里樹妃・・・先帝の妃で一度出家したが、現帝の妃に戻ってきた。14歳
- 阿多妃・・・里樹妃とは元嫁姑。35歳
- 皇帝・・・茘国の皇帝。
- 皇太后・・・名前は安氏。若いときに皇帝を出産したため若い
- 李白・・・武官。若くて出世頭。
- 毒見役の侍女・・・里樹妃の侍女
園遊会の隅で話をする侍女たち
園遊会が始まり、猫猫は侍女たちと隅っこで暖をとりながら話をしていて、皇太后の驚くべき話を聞く。
翡翠宮の侍女4人は寒さをしのぐために、くっついている。園遊会が始まり、皇帝、上級妃4人、皇太后は舞や太鼓を見ている。
猫猫はすき間からのぞいて、皇太后の若さに驚く。貴園から皇帝を産んだ年齢を聞いて、猫猫は青ざめる。
皇太后は、皇帝と皇弟を2人産んでいる。皇弟は病弱で、園遊会の席にはいない。

仕事がないときの猫猫や侍女たちは話が弾んでいるね
侍女の代理戦争
玉葉妃と梨花妃の侍女たちが小競り合いをし、今度は別のところで阿多妃と里樹妃の侍女たちも争い始めた。そこで猫猫は衝撃の事実を知る!
桜花
が梨花妃の侍女と見た目について言い争い始める。梨花妃の侍女は猫猫のことを醜女
と非難したが、猫猫が化粧していて、いるのに気づいていない。
猫猫は梨花妃の侍女が水晶宮へ手伝いに行っていたときに脅した人物だと分かって、そばかすの部分を手で隠して侍女が思い出せるように話しかけた。
そして、梨花妃の侍女は猫猫だと気づき、怖がって立ち去る。
玉葉妃の侍女たちは、猫猫が水晶宮の手伝いでひどい扱いを受けたと勘違いをしている。

猫猫のことを大切に思っているのが分かるね
すると今度は近くで、阿多妃と里樹妃の侍女同士が言い争いをしている。
猫猫はそこで玉葉妃の侍女たちから、とんでもない情報を聞く。
- 里樹妃は先帝の妃
- 里樹妃は14歳。阿多妃は35歳
- 里樹妃は9歳で、阿多妃の姑だった
そこへ猫猫たちの前を、里樹妃が侍女を連れて通る。

猫猫の頭の中
五行の色に合わせるなら徳妃(里樹妃)には白の衣が合ってるけど、濃い桃色とは空気の読めない子なのか
簪をもらう猫猫
猫猫はやってきた官吏から簪を貰う。さらに、梨花妃からも簪を貰い、侍女たちは玉葉妃の機嫌を心配する。
猫猫と侍女たちは、他の人が簪を渡されているのを見る。

桜花
「ああやって、花の園に隠れた優秀な人材を勧誘するのよ」
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」6話
桜花が教えてくれるが、猫猫は興味なさそう。
そして、猫猫は官吏から簪を渡される。大型犬みたいな男は、「李白」と名乗って嬉しそうに去っていく。

さらに、梨花妃もやってきて、猫猫の髪に簪をさす。
それを見て、侍女たちは玉葉妃が拗ねるだけではすまないと心配する。

簪にはどんな意味があるのか気になりますね
美味しそうに食べたのは毒?!
猫猫は毒見で勢い食べていて、突然美味しそうな表情をしたが、実は毒だった。
園遊会で猫猫は毒見を普通にしていた。しかし、他の毒見役は恐る恐る食べている。
反対に、猫猫は河豚の毒を想像して嬉しそう。
そこへ、なますが運ばれる。いつもは青魚だが、変わりにクラゲが入っている。
猫猫は、ふと隣を見るとなますを見て青ざめている里樹妃。その様子を悪い顔をして笑う毒見役の侍女。

侍女は何か企んでいそうだね
武官たちは猫猫の食べる姿を見て、威勢のいい毒見にひそひそ話をする。
李白は怯えながら食事する様子を見るのが嫌で目をつぶっていた。気になって、猫猫がスープを口にするのを見る。
猫猫はうっとりしながらスープを口にし、唇を舌で舐める。


猫猫
「これ、毒です」
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」6話
猫猫は急いで会場の外へ出る。様子を隠れていた壬氏は、水場に着ていた猫猫の元へ行く。
猫猫は毒を食べれた嬉しさで、顔の半分が痺れながら思わず笑って壬氏に話しかけてしまう。
壬氏は少し怒って猫猫を医務室に連れて行くが、猫猫は「スープの残りを飲みたい」と、壬氏をさらに怒らせる。
猫猫は壬氏の服が乱れていていつもよりキラキラしていないのを、宴席中に誰かと色事をしていたからだと勘違いする。

壬氏が心配しているけど、猫猫は鈍感だね(笑)
本来なら毒を食べるのは里樹妃だった
猫猫は里樹妃と毒見役の侍女を呼んでもらい、アレルギーの説明と侍女に脅しをする。さらに、毒入りの食事で里樹妃が狙われたと分かる!
猫猫は壬氏と高順の前で、嘔吐剤を飲んですっきりする。
壬氏は猫猫に誰が玉葉妃に毒を盛ったのか尋ねる。しかし、猫猫は里樹妃と毒見役の侍女を呼ぶように頼む。
里樹妃は壬氏に呼ばれて嬉しそうだが、用事があるのは猫猫の方だと聞きショックを受ける。
猫猫は里樹妃が腕をさすっているところの服をめくり、腕に赤い発疹を見つける。
猫猫は魚介のアレルギーがあるか里樹妃に尋ね、自分もそばが食べられないと話す。
さらに、玉葉妃のなますの具材が違ったことから、里樹妃はサバが食べられないと推測する。
猫猫は里樹妃に忠告する。

猫猫
- 好き嫌いの問題ではない
- 場合によっては呼吸困難で死んでしまうことある
- 知っていて与えたなら、毒を盛るのと同じこと

猫猫は注意事項をまとめた巻物を、毒見役の侍女に渡すときに脅す。

猫猫
「命に関わる問題であること、ゆめゆめ忘れないようにしてください
引用:アニメ「薬屋のひとりごと」6話
里樹妃と毒見役の侍女は青ざめたまま去り、猫猫も去ろうとするが壬氏に止められる。
壬氏に皿を入れ替えたのは誰か猫猫は尋ねられたが、猫猫は侍女には分からないと答える。
そして、最後に壬氏は猫猫に聞く。

狙われたのは徳妃(里樹妃)ということか?

他のさらに毒が入っていなければ

だれが里樹妃を狙ったのか、続きが気になりますね
考察
簪かんざしをおくる意味は?
恋愛的な意味で『あなたは私の好きな人、気になっている人』だと分かるようにしていると思われます。
玉葉妃の侍女たちは、猫猫が李白に簪をもらったのを羨ましがっていたので、恋愛の要素がありそうです。
なぜ玉葉妃ぎょくようひと里樹妃りーしゅひの皿が入れ替わったのか?
毒見役の侍女が里樹妃に意地悪をしたからと考えられます。
アニメでは、猫猫がはっきり誰が皿を入れ替えたとは言っていません。毒見役と言ってしまうと、罰せられせてしまうからです。
しかし、猫猫が里樹妃にアレルギーがある食べ物を話すと、毒見役は青ざめていたので里樹妃が食べられない物を知っていたと分かります。
そして、毒見役は里樹妃が園遊会で出されたものを食べないわけにはいかないのを分かっていて、里樹妃と玉葉妃の皿を入れ替えたと思われます。
里樹妃が言わないのをいいことに、毒見役は嫌がらせをしていましたが、猫猫にこっぴどく注意されたのでもうしないでしょうね。
解決していない謎
- 誰がスープに毒をいれたのか?
- なぜ里樹妃は狙われているのか?
まとめ
6話では園遊会で猫猫が毒見をして、毒を見事に当てましたね。里樹妃のアレルギーに気づいて、毒見役に脅しをするのも見事でした。
- 猫猫や侍女たちは寒い園遊会で出番がくるのを待っている
- 玉葉妃の侍女と梨花妃の侍女で言い争いをするが、猫猫が梨花妃の侍女に手伝いへ行ったときのことを思い出させ怯えさせる
- 里樹妃の侍女と阿多妃の侍女も言い争いをしている
- 猫猫は若い里樹妃が先帝の元妃で、阿多妃の姑と知る
- 猫猫は李白から簪を貰うが興味がない。梨花妃からも簪を貰う
- 毒見で猫猫は美味しそうに、毒入りのスープを食べる
- 猫猫は久しぶりに毒が食べれて喜ぶが、壬氏にドン引きされる
- 里樹妃と毒見役の侍女を呼んで、猫猫は里樹妃のアレルギーについて説明し、里樹妃にサバを食べさせた侍女を脅す
6話では、猫猫の得意分野である毒の知識が発揮されていましたね。毒を食べて喜ぶのは猫猫くらいでしょう(苦笑)
里樹妃と毒見役の侍女にアレルギーの説明をしている姿は、圧がすごかったです。
里樹妃の料理に毒を入れたのは誰か分かっていないので、今後分かってくるのか注目ですね!
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